私個人としては、大学の序列に関心がなく、どの大学を目指していただいても結構ですし、めいめいが自分の夢をかなえるべく、好きな道に進んでほしいと思っているのですが、当教室の4つの柱が、英文読解・英文和訳・和文英訳・英文essayですので、京都大学・大阪大学・神戸大学・国公立医学部等を目指している生徒が多いようです。
ある卒業生のコメントが、当教室の特徴を端的に述べてくれているようなのでご紹介します。
「読解と英文を書くことが英語の総合力と思われます。ITTの授業においては、特に『一つの解答が存在せず、一人一人の答案を練り上げていく』という方法がとられています。」
つまり、絶対にこう訳すべき という方法だけはとらないつもりです。ただし、英文にせよ日本文にせよ、筆者の意図や思考の流れは徹底的にくみ取りますが、その訳は生徒一人一人の個性を大事にしてもらいたいのです。
一方通行の授業ではなく、「僕はこのように訳してみましたがどうですか?」とか「私は、そこの個所は、先生の意見とは違って、形容詞句だと思うのですが」といったふうに、生徒とキャッチボールができる授業をしたいと思っています。